バイオテクノロジーを核に、資源の再利用に積極的に取り組み、その活動のフィールドを拡げています。
独自性の高い研究開発で、地域社会の発展と地球環境保全に貢献することを目指しています。
微生物が持つ有機物を分解する発酵作用に着目し、長年の研究で高品質で安定した有用物質を生成する技術を確立することに成功。
その技術を活用し、資源の再利用を目的としたさまざまな分野の製品を提供しています。
飼料製造装置
飼料製造装置
- 食品廃棄物(食品残渣、規格外農作物、余剰廃棄農産物など)を主原料に、独自に開発したバイオ触媒を使い、畜産、養鶏、魚介類養殖用の飼料を製造するプラントです。
- 最大製造能力7t/日
- 製造した飼料の大きな特徴は、成育促進や肉質の品質向上に高い効果があります。
肥料製造装置
肥料製造装置
- 食品廃棄物(食品残渣、規格外農作物、余剰廃棄農産物など)と家畜排泄物を主原料に、独自に開発したバイオ触媒を使い、野菜、果物、穀物用の肥料を製造するプラントです。
- 最大製造能力7t/日
- 製造した肥料の大きな特徴は、土壌の団粒化が促進され、生育向上や収穫増量に高い効果があります。
土壌改良剤
- 連作障害の耕作地や汚染された土壌、汚泥などを正常な土に復元するために、独自に開発したバイオ触媒を使った、各種土壌改良剤を製造しています。
廃プラスチックや廃タイヤ、廃電気製品など石油由来の廃棄物を原料に、再生油と固形燃料などのエネルギー源に再生成する技術を開発。
限りある資源の有効活用として、地球環境保全に貢献できる技術です。
油化装置
油化装置
- 石油由来の廃棄物を原料に独自のバイオ触媒を使い、再生油と固形燃料を製造するプラントです。
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独自性の高い特徴
【高い安全性】
低温低圧の溶融炉を独自に開発し、発火や爆発の危険性を解消。
【準備作業をカット】
荷受け状態で処理でき、破砕や洗浄などの前処理作業が不要。
【燃料コストの削減】
発生ガスや生成した再生油と発生する水をエマルジョン化し、稼働燃料として使用。
【地球環境への配慮】
処理後に発生する炭化物や廃棄物を固形燃料化するため、排出する残渣が殆どない。
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仕様
【主な装置】
- 熱分解炉、冷却塔、排気処理塔、再生油貯蔵タンクなど
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熱分解炉1機タイプ |
熱分解炉2機タイプ |
必要敷地面積 |
最大200m² |
最大300m² |
必要電力量 |
35kW |
処理能力 |
最大20m³
6t/24h
(稼働12h、冷却・排出・再充填・
メンテナンス12h) |
最大40m³
12t/24h
(1機タイプ運転の相互稼働) |
食品の組成にあたえるダメージを最小限に抑えた、画期的な乾燥を実現。
変色がなく香りと旨味を凝縮させた、食に役立つ技術です。
ヒートパイプ式乾燥機
- ヒートパイプ内に充填した触媒が、気化・液化を繰り返し、その際に発生する遠赤外線や振動作用で、水分を気化乾燥させるプラントです。
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独自性の高い特徴
【良質な乾燥】
食品の組成を極力壊さず、味、香り、色をそのままの状態でキープ。
また加水復元しても食感は、生に近い状態に戻すことが可能。
【安価なランニングコスト】
熱の伝導効率が良いため、乾燥に必要な温水はパイプ1mあたり40ccですみ、運用コストが安く経済的。
【ニーズにあった自由設計】
最短50cm幅から大規模なサイズまで、ヒートパイプをつなぎ合わせるだけで、様々な大きさの乾燥機をフレキシブルに製作。
【稼働中の入替が可能】
熱による乾燥でないため、乾燥中でも自由に開閉でき、物の出し入れや追加が可能。
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主な乾燥方法との比較
|
天日乾燥 |
熱乾燥 |
フリーズ
ドライ |
ヒートパイプ式乾燥 |
乾燥時間 |
△ |
◎ |
○ |
○ |
比較的短時間で良質な乾燥が可能 |
色・外見 |
△ |
△ |
○ |
◎ |
変色が少なく、鮮やかな色味に仕上がる |
味・香り |
○ |
△ |
○ |
◎ |
繊細な香りや味をそのままに、旨味も凝縮 |
コスト |
◎ |
△ |
△ |
○ |
低エネルギーで乾燥が可能、非常に経済的 |
乾燥対象 |
△ |
○ |
○
(塩分×) |
◎
(塩分○) |
野菜・果実・魚介類・調味料など様々な食材の乾燥が可能 |
乾燥中の管理 |
△ |
○ |
◎ |
○ |
温度・湿度に合わせて自動運転 |
乾燥中の入替 |
◎ |
△ |
× |
◎ |
乾燥中の出し入れが自由、小ロットでの加工や追加投入も可能 |